6.ホワイトキルト(ホワイトワークトラプント) | ||
1880年 ウィスコンシン州・203cm×198cm 貴重な布切れを一針ごと縫い合わせるパッチワークは、気の遠くなるような作業です。マルセーユが発祥といわれているトラプントというキルティングの技法があります。トラプントは、中綿を入れキルティングを施し、さらに裏から綿や毛糸を詰めて模様を浮き出させる高い技術と根気を要する技法です。キルトビーの中でも熟練者だけが手掛けるトラプントは、アメリカンキルトの中でも特別な存在です。特に作業に気を使うホワイトワークトラプントは、ほとんど一般には出回ることのない貴重な作品です。 |
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