6.ポステージスタンプス(郵便切手)
 
 


1930年 ワシントン州・225cm×186cm

同じサイズの小さな四角を縫い繋ぐキルトは、ポステージスタンプ(郵便切手のキルト)と呼ばれています。草木染めの青い生地の上に斜めにコーティングされたスクエアパッチのキルトは珍しい作品です。この作品は20世紀の作品ですが、19世紀末期のキルトを作る人達がどの様な布を使ったのかを示すものです。技術的には非常に簡単に見える作品ですが、一個一個のピーシングを縫い合わせるのは技術を要します。5列ずつ並んだ明暗のピーシングは赤いラインで仕切られたことでピーシングが明確に浮き上がったように見えます。一カ所だけ生地を途中から変えたラインがあります。

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